「申請者のメリット」
- AI-OCRでは文字をデータ化することができるため、文字入力を省くことができる
- 金額など入力ミスが起こりそうな場面でも、人的ミスを防ぐことができる
- 領収書のアップロードから申請までスピーディーに行える
※株式会社ITCS は、2024年4月27日付で、株式会社COEL(コエル)へ社名変更いたしました。
※ManageOZO3は、2024年6月12日に「manage(マネージ)」に名称変更しました。
目次
AI-OCRとはAI技術を活用した画像読み取り機能の仕組みです。
例えば領収書を撮影した場合、AI-OCRを利用すると画像に含まれている文字をテキストデータに変換することができます。
領収書に記載されている金額や日付などが自動変換されるため、入力の手間が省けます。
OCRはOptical Character Recognition(またはReader)の略で、画像に記載されている文字を読み取りデータに変換する技術です。
AI-OCRも「OCR」という点は同じですが、それにAI技術が加わったものです。
AI-OCRは最先端の技術を搭載しているため、OCRよりも費用は高くなりますが、AI技術が加わることでAIが機械学習を行い、文字の認識率がアップするというメリットがあります。
最近では従来のOCR技術よりも、AI-OCRが主流になってきています。
「申請者のメリット」
「経理担当のメリット」
manageのスマートフォンアプリとして、「manage クラウド」というAI-OCRを搭載したiPhoneアプリとAndroidアプリがあります。
スマートフォンのカメラで領収書を撮影すると、領収書内の金額などを自動でデータ化することができます。
電子取引文書の検索要件として取引年月日、取引金額、取引先がありますが、それも自動で読み取ることができるため従業員の負担を減らすことができます。
ManagクラウドのAI-OCRでは、二重登録防止チェック機能などが搭載されており、経理担当者による確認等の業務負担を軽減します。
manage クラウドのAI-OCR機能を利用した経費申請は、PCやスマートフォンなどから行うことができます。
今回は領収書のアップロードをスマートフォンアプリで行い、申請をPCから行う手順でご紹介します。
iPhoneアプリとAndroidアプリの用意があるので、ストアよりダウンロードをします。
ダウンロードする際にこちらのQRコードを従業員へ案内するとスムーズです。
アプリを開くと、環境情報やログイン情報を入力する画面が表示されます。
利用している環境の情報等を入力し、ログインを行います。
「カメラからとる」「写真フォルダから選択」を選択し、対象の領収書をスキャンします。
スキャンすると、自動で日付や金額などが入力されます。
対象の画像を選択することで、読み取り値を手修正することも可能です。
転送を実行する前に金額等が合っているかを確認します。
領収書の転送が完了すると、「帳簿書類管理」アプリに転送がされます。
ワークフロ-から対象の申請書を開き、明細項目の「証」からアップロードした領収書を選択すると、自動で日付や金額が転記されます。
後は使用用途を選択し、申請を行ったら完了です。
タクシー代や駐車場代など領収書が複数ある場合、1枚ずつ画像をアップロードするのは大変だと思います。
その場合、一度に複数の領収書をスキャンすることも可能です。
スマートフォンアプリから領収書をアップロードする際に、切り取りマークがついている方を選択します。
複数枚の領収書を1枚の画像内に収めて撮影します。
自動で領収書が分割されていることを確認します。
転送する場合は左にスワイプ、削除する場合は右にスワイプすることもできます。
この後の手順はSTEP4以降と同じ手順で、ワークフロ-から対象の領収書を選択すると自動で日付や金額が入力されるので、申請を行います。
領収書を原本回収する場合、拠点が違うなどで回収に遅延が発生することもあったのではないでしょうか。
しかし電子データとして保存することで、経理担当者が申請金額と領収書の金額確認をスムーズに行なうことができます。
スマートフォンアプリは、在宅勤務などの複合機で領収書スキャンできない時に、簡単にスキャンできるので便利だという声も聞きます。
今回は領収書AI-OCRについてご紹介しましたが、請求書AI-OCRもありますので、今後インボイス対応にも活躍できそうです。
領収書AI-OCRは無料トライアルをご用意していますので、まずは操作性を知りたいという方はぜひお問い合わせください。