以下内容を想定した申請書です
- 「{決定日}」:帳簿書類管理の「取引日」を転記
- 「{契約先}」:帳簿書類管理の「取引先」を転記
- 「{金額}」:帳簿書類管理の「取引金額」を転記
- 「{帳簿書類連携}」:帳簿書類管理の内容を参照し添付
- 「{ファイル名}」:帳簿書類管理の「ファイル名」を転記
※Manageクラウドは、2024年6月12日に「manage クラウド」に名称変更しました。
こんにちは、manageコンサルティンググループの石本です。
manage クラウド 3.32.0が2024年2月14日にリリースされました!
会計機能が強化されましたので、それぞれの機能についてご紹介します。
目次
今回の連携により、従業員が利用した「Bizプリカ」のカード明細を自動的に取り込み、精算申請書の明細に転記ができます。
従業員が金額を入力する必要がなくなるため、入力間違いや申請漏れを防ぐことができます。
利用するためには、Bizプリカとの連携設定や法人カード設定が必要となります。
※本機能はクラウド版のみ利用可能です。
帳簿書類管理アプリにアップロードした証憑を汎用ワークフローへ添付できるようになりました。
汎用ワークフローと帳簿書類管理を連携することで、帳簿書類管理に登録した、日付や合計金額なども転記が可能です。
帳簿書類管理と汎用ワークフローの連携を利用するためには、フォームの事前設定が必要です。
帳簿書類管理に登録した情報を申請書へ転記するために、申請書上に日付・合計金額・発行元と、証憑を添付するための項目などを準備します。
以下内容を想定した申請書です
帳簿書類管理の内容を参照する項目「帳簿書類連携」以外は、それぞれパーツを登録します。
「帳簿書類連携」の項目はマスター連携パーツを利用します。
「連携するマスタ―:帳簿書類」を選択し、帳簿書類にアップロードした証憑を参照できる状態に設定します。
*1:マスター連携パーツとは
マスター連携パーツは、リストビューやマスター連携設定で用意したデータベースのテーブルなどのデータを検索して関連するデータを他のパーツにもセットすることができます。
申請書検索子画面の検索結果に表示する項目を選択します。
汎用ワークフローの項目と帳簿書類管理アプリへ登録している内容の紐づけを行い、申請時に転記できるように設定します。
データ配置で設定可能なパーツ一覧は、manageサポートの「帳簿書類管理から、汎用ワークフローへの連携機能」をご覧ください。
申請書作成後、新規文書より作成したフォームを開きます。
マスター連携パーツを設定している「帳簿書類管理アプリ」の虫眼鏡アイコンを選択します。
帳簿書類管理へアップロードしている証憑が選択できます。
対象の証憑を選択すると、帳簿書類管理に登録している情報が転記設定を行った項目へ転記されます。
また前回のバージョンアップ(3.31.0)では、ワークフローに添付した証憑を帳簿書類管理アプリへ登録できるようになっています。
今回のバージョンアップでワークフローアプリと帳簿書類管理アプリで利用方法が広がりましたので、是非機能をチェックしてみてください。
奉行クラウドから取得できるマスタが追加されました。
利用している奉行クラウドによりますが、「工程」「税区分」「セグメント」「プロジェクト」が連携可能となっています。
勘定奉行クラウド(個別原価管理編/建設業編)をご利用の場合、経費系申請書の明細行にて「工程」の項目が表示されるようになりました。
また勘定奉行クラウドの場合、「税区分」が連携されるようになります。
税区分マスタの新規連携時の注意点として、「税率区分」は全て「標準課税」で連携されますので、標準課税以外の税率区分の場合は連携後に変更が必要です。
詳細はmanageサポート記事「奉行クラウド 連携項目追加(2024年2月リリース機能)」をご覧ください。
帳簿書類管理アプリにアップロードした証憑は、購入申請への添付ができなかったため、ご要望の声を多くいただいておりました。
今回のバージョンアップから、購入申請への証憑添付が可能となりました。
3.32.0のバージョンアップでは会計機能の強化に関するパージョンアップがメインとなりました。 機能が拡充したことにより設定項目も増えていますので、運用に合わせて設定をご検討ください。 今回記載した以外にも、法人カードの連携機能強化などもあるので詳細はリリースノートを確認してください。
manage 3.32.0 / ManageAC 2402.0リリースノートはこちら
今後もはたらくすべての人の業務生産性向上の実現のために、manage クラウドの便利な機能や使用方法をご紹介してまいります! 最後までご覧いただき、ありがとうございました。