Excel・紙による管理から脱却。 SIerの複雑で多様な勤務体系にも対応。
カスタマイズとリビジョンアップで使い勝手が向上。
今後は、システム統合を目指す。
株式会社旅工房
地域:関東/ 業種:旅行業/ 従業員規模:100名~499名
導入サービス : 勤怠、カスタマイズ
【お話をお伺いした方】
マーケティング・システム部門 取締役執行役員/潮田 氏
コーポレート本部・人事セクション リーダー/田辺 氏
導入前の課題 |
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導入後の効果 |
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IPOを機に新たな勤怠システムを導入し内部統制を強化
– manage導入のきっかけを教えてください
潮田様:きっかけは3年前のIPOでしたね。IPOをするにあたり内部統制の整備と強化が必要不可欠でしたので、新たな勤怠管理や経費精算システムの導入を検討しました。当時は、大手企業を中心に時間外の削減や働き方改革に対する意識が高まってきていましたので、特に新しい勤怠管理システムの導入は必要でしたね。
– どのような課題をお持ちでしたか?
田辺様:まずは、各部署に36協定を守る意識を持ってもらうことでした。他社も同様かと思いますが、システム開発やお客様対応などで、どうしても協定時間を超えたりする社員がおりましたので、管理者が部下の時間外の状況をリアルに確認する機能やアラート機能が欲しかったですね。あとは、それまで使っていた勤怠システムでは給与システムへのデータ連携がスムーズにできなかったので、是非とも改善したかったです。
カスタマイズができてリーズナブル、manageしかないと確信
– システムを選定する際に重視された点を教えてください
潮田様:当社で導入している人事奉行とのデータ連携が一つ、二つ目はカスタマイズのしやすさ、三つ目は導入コストとランニングコストでしたね。導入にあたりコストを極力抑えたかったので、クラウドでしかもカスタマイズしてくれることを条件に数社から見積もりをいただきました。
– manage選定の決め手となったポイントを教えてください
潮田様:選定条件にマッチしていましたので、正直それほど迷いませんでした。OBCの人事奉行との連携はバッチリですし、営業の方からmanageのカスタマイズの事例やバージョンアップの実績をお聞きして納得できたので、導入するならこのシステムしかないと確信しました。もちろん費用も他社と比較してリーズナブルでしたし。ここだけの話ですが、追加したカスタマイズのコストも安く抑えられるよう協力していただき助かりましたよ。導入をスムーズに決定できたおかげで、滞りなく運用を開始することができたので、大変感謝しております。
給与システムとの連携がスムーズに、タイムリーなバージョンアップも
– manageの導入によって業務はどのように変わりましたか?
田辺様:私はなんと言っても、勤怠データの給与システムへのデータ連携が正確にできるようになったことが一番嬉しいですね。勤怠データをCSVにして給与システムに間違いなく移管できたのを確認した時は、本当に感激したのを覚えています。それにかかる時間も大幅に短縮されましたし、今はとても快適です。それと、manageはこうして欲しいという要望をタイムリーに叶えてくれるんですよ。社内に改善対策チームがあって定期的にバージョンアップしているとお聞きしています。これも以前のシステムとは違うところですね。
– 導入後の効果と課題を教えてください
田辺様:正直、システムを新しくしたからと言って時間外業務が大幅に減るわけではありません。以前に比べると36協定遵守に対する意識も高まってきてはいますが、期待する意識レベルには達していません。manageの導入に合わせて入退室打刻時間=就業時間とみなして申請の手間を省いたり、アラート機能の通知文書を毎回変えて注意を促すなど、人事部門としての努力はしていますが、今後はさらに社員が使いやすく、社員自らがルールを守るための工夫をしなければいけないと考えています。現在、社員の勤怠システムに対する満足度は高いですが、COELさんにも協力していただいてさらに使いやすいものにしていきたいですね。